MITSUBISHIのIHのエラー表示について
三菱のIHで起きるエラー表示の一覧です。三菱のIHでは故障や不具合が起きると、液晶画面にエラーコードが表示されます。
エラーコードの種類は、機種によって異なる場合があります。
※ご使用中のIHの取扱説明書も必ずご確認ください。
エラー表示内容と対処方法
液晶パネルに「お知らせ表示」が出た時、以下の一覧の「処置(操作)方法」をご確認ください。修理を依頼される前に次の点をもう一度お調べください。
「U1~U6」までのエラー表示の場合
- 該当機種:
- RE-321SR、RE-322SXR、RE-221SR、CS-T322BFR、CS-G321Vシリーズ、CS-G321Mシリーズ
操作パネル エラー表示と原因
エラー表示:U1
内容:空焼き検知
原因:
- ①鍋など空焼きしたり、予熱しすぎていませんか。
- ②予熱機能を連続して使用していませんか。
処置(操作)方法
- ①予熱するときは、火力を少し下げて使ってください。
- ②本体が冷えてから使ってください。
操作パネル エラー表示と原因
エラー表示 U2
内容:本体内部温度上昇
原因:
- ①内部の温度が異常に高くなっています。
- ②排気口がタオルなどでふさがれていませんか。
処置(操作)方法
ふさいでいるものを取り除き、本体が冷えてから使ってください。
操作パネル エラー表示と原因
エラー表示 U4
内容:油温度上昇が遅い
原因:
- ①鍋底に反りや変形がありませんか。
- ②揚げ物機能を使用して、水(汁物)などを加熱していませんか。
- ③トッププレートが熱いときに、揚げ物機能を始めていませんか。
処置(操作)方法
- ①鍋底に反りや変形のない当社専用天ぷら鍋をお使いください。それ以外の鍋では、温度コントロールがうまくいかず、設定した温度からずれることがあります。
- ②揚げ物以外の調理で、揚げ物機能を使わないでください。
- ③トッププレートが冷めてから、揚げ物機能を始めてください。
操作パネル エラー表示と原因
エラー表示 U5
内容:
- 油温度上昇が早い
- 油の温度が高い
原因:
- ①油の量が、200g未満で揚げ物機能を始めていませんか。
- ②連続調理などで、温まった状態の油で、揚げ物機能を開始していませんか。
- ③揚げ物機能を使用して、炒め物や空焼きをしていませんか。
- ④使用済みの汚れた油を使っていませんか。鍋の中に、調理かすが溜まっていませんか。
処置(操作)方法
- ①油の量は、200g以上で調理してください。
- ②常温の油で揚げ物機能を開始してください。
- ③揚げ物以外の調理で、揚げ物機能を使わないでください。
- ④新しい油を使ってください。調理カスを取り除いてから、揚げ物機能を始めてください。
操作パネル エラー表示と原因
エラー表示 U6
内容:フライパンの温度上昇がはやい
原因:
- ①フライパン適温調理機能で使えるフライパンを使用していますか。
- ②フライパン適温調理機能を開始するときに、食材や油をいれていませんか。
- ③予熱中にフライパンを持ち上げたり、移動したりしていませんか。
処置(操作)方法
フライパン適温調理機能で使えるフライパンを確認してください。
故障の可能性があるもの
「E」エラー記号は、故障の可能性があります。修理の相談・依頼をする場合は、故障の状況と表示部の英数字をお買い上げの販売店または「三菱電機修理窓口」にご連絡ください。