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お湯が出ない、異音や異臭がする…給湯器は修理できる?

キッチンやお風呂でお湯を使うのに欠かすことができない給湯器。 そのお湯が急に出なくなってしまったら?「給湯器が故障したかも…」と思った時に、調べるべきチェックポイントと、症状に応じた修理可能かどうかの可能性、そして給湯器そのものを交換するための方法をご紹介していきます。

給湯器の修理はどこに頼む?自分で直せる?

給湯器の故障が疑われる症状

使用している給湯器に、下記のような症状が見られたら故障を疑ってみましょう。
◾️お風呂やキッチンのお湯がいつまで経っても熱くならない
◾️排気口に黒い煤のようなものが付着している
◾️給湯器から出るお湯が急に冷たくなったり、熱くなったりを繰り返す

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給湯器の修理をメーカーへ依頼する方法

ガス給湯器が故障した際に取るべき手段は、修理か交換かの2択。そのうち修理で対処可能です。以下のような状況の時となります。

保証期間・修理可能期間内のもの

給湯器にはメーカーが定める保証期間と修理可能期間があります。 なお給湯器には、「財団法人ベターリビング」がその品質の高さを認め認定した「優良住宅部品」があり、これをBL部品といいます。現在お使いの給湯器がBL品かどうかは、給湯器に記載されている型番の後ろにBL(ノーリツ・パーパス製品)、L(パロマ製品)の文字がついている、型番の末尾にEの表記がない(リンナイ)などの見分け方のほか、説明書にロゴマークがあるかどうかで確認できます。
各メーカーともに給湯器の保証期間は、BL品であれば2年。非BL品であれば1年とされています。購入・設置後、この期間内に故障が見られる場合はメーカー負担での修理・交換が可能です。
一方、修理可能期間はBL品であれば7年、非BL品であれば10年となります。この修理可能期間とは、メーカーが修理のための部品を保管している期間であり、この期間中に故障した場合、修理費用を自己負担することで給湯器の部品交換などの修理が受けられます。

給湯器の交換を検討した方が良い場合

保証期間や修理可能期間であれば、故障した給湯器の修理すること状況を改善することができる可能性があります。では、修理できず新しい給湯器に交換しなければならないのはどのようなケースなのでしょうか。

使用期間が8年を超えている場合

メーカーの修理可能期間が7年から10年であり、給湯器の使用期間がこの年数を超過している場合は交換を検討しましょう。 その理由としては、8年を過ぎた頃からメーカーでの交換部品の在庫の保管期間が終わっていく点と、給湯器の耐用年数が10〜15年程度である点が挙げられます。長期間使った給湯器は一部を修理しても他の部分に劣化・不具合が生じる可能性も高くなりますので、設備交換の方が、コストや負担の面 から見ても、メリットが大きいと言えるでしょう。

給湯器って、自分で修理できるの?

部品交換などで給湯器を修理できるというと「個人でもできるのでは?」と思ってしまうかもしれませんが、個人での部品交換・修理はNG。 ガス給湯器はもちろん石油給湯器、電気温水器(エコキュートなど)のいずれであっても、部品交換や分解・修理には、資格が必要となります。 ガス給湯器であれば、ガス機器設置スペシャリストやガス可とう管接続工事監督者、石油製品であれば、液化石油ガス設備士など修理する機器に応じた資格を有していない場合は、必ず専門の業者に依頼するようにしましょう。

給湯器の修理・交換のメリット・デメリットや時期の目安

給湯器を修理する選択肢と交換する選択肢、それぞれにメリットとデメリットはあるのでしょうか。

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修理と交換のメリット・デメリット

修理をする場合のメリット・デメリット

修理をする場合のメリット は、交換と比べて金額が抑えられる点。保証期間であれば基本的に無料であり、保証期間が過ぎた場合でも修理可能期間中であれば費用と抑えて問題を解決できます。しかし、修理で完全に問題が発生しない可能性や、修理後に他の箇所に故障が発生する場合などがあります。またこうした場合、修理スタッフの出張費や修理費用が無駄になってしまうことも考えられます。

交換をする場合のメリット・デメリット

給湯器を交換することのメリットは何と言っても、新品・新機種の給湯器が手に入る点。今までの給湯器の性能に納得がいかなかったり、家族構成が変わったりした際には、号数や機能を変更することでより大きなメリットを感じられるでしょう。新品の給湯器であれば、保証期間も長く、また修理の時のように新たな故障が生じるリスクも低くなります。 デメリットとしてはやはり初期費用が大きな負担になってしまう点が挙げられます。

給湯器修理と交換時期の目安は?

故障や不具合のある給湯器の修理と交換に関するメリットやデメリットを紹介してきましたが、実際にどのタイミングで修理・交換の判断を下すべきでしょうか。

交換時期の目安は8年

給湯器の場合、修理・交換費用とランニングコストを考慮した場合、使用開始から8年を目安に、それ以前の故障であれば修理を、それ以降の故障であれば交換を検討するのが最も効率の良い方法だといえます。8年までは、メーカー保証期間と修理期間を最大限に活用することでコストを抑えた状況改善が見込めます。8年を過ぎると、メーカーでの部品の在庫が切れているケースも多くなり、また給湯器全体の部品劣化も進んでいることから、交換を検討する方がコスト的にも安く済む可能性が高くなります。

給湯器の修理・交換に関する疑問?!

給湯器の修理・交換時期を検討するお客様から寄せられる疑問の中から、特によく寄せられるものをピックアップして、ご紹介します。

本体だけ、リモコンだけの修理・交換は可能か?

給湯器の修理・交換をする場合、少しでも費用を安く抑えようと考えて、交換後にリモコンを再利用したい、もしくはリモコンだけを交換したいと考えたことはありませんか? 保証期間中や修理可能期間中の修理であれば、リモコンの継続した利用や、リモコン部品の交換は可能です。しかし、本体交換となると、交換後の機種にリモコンが対応しておらず、正しく動作しないことがほとんどです。少しもったいない気はしますが、給湯器交換の際には既存のリモコンを廃棄し、新しい給湯器本体に合わせたものに変更するようにしましょう。

給湯器修理や交換には、どれくらい時間がかかるの?

給湯器の修理や交換に要する時間は、概ね2〜4時間ほど。 ただし、これは実際に作業をする時間となります。故障を発見してから、業者に依頼し、現場に来て状況を確認して、修理の可否を決定するとなると、さらに日数がかかります。 とはいえ、繁忙期などでない限りは翌日もしくは、3日以内には業者が到着するはずです。 また、修理のための部品がたまたま業者の手元になく取り寄せが必要になるといったトラブルがある場合は、1週間以上時間がかかってしまうこともあります。 こうした期間を出来る限り短縮するために、修理や交換を依頼する前には既存の給湯器を何年使用しているか、またどのような不具合が発生しているかを把握した上で、業者に正確に伝えることを心がけましょう。「ポチッと住まいる」には、お困りごとの内容を記載した上で依頼ができるお見積りフォームが用意されていますので、こちらをご利用いただくことで、スムーズな給湯器交換が実現します。

メーカー修理は、部品を定価で買わされるの?

保証期間が切れた給湯器の修理を依頼する場合、修理を担当するのは給湯器メーカーのスタッフになります。この場合、メーカーから部品の値引きなどが行われることはありません。そのため故障した部品の種類によっては、かなり高額な修理費用となることもありえます。

10年くらい使っている給湯器は、今でも販売しているのか?

先述した通り、給湯器の修理可能期間は7〜10年程度です。この期間は、部品の保管期間であり、この期間が終了してしまえば部品だけでなく、給湯器本体も廃盤となるケースがほとんどです。そのため、10年程度使用している給湯器であれば同じ機種の物を購入するのではなく、後継機種などを購入することになります。 ただし、メーカーもこうした状況は考えているため、同一メーカーの後継機種であれば、ほとんどの場合互換性があり取り付け可能となっているのでご安心ください。

給湯器の修理費用と交換にかかる費用の比較

様々な判断要素を知って給湯器の修理と交換を具体的に考えた上で、最終的に気になるのは費用のこと。こちらでは、実際に修理する場合と交換する場合の費用を比較していきます。

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給湯器のメーカー修理(有償)にかかる費用

給湯器の周知にかかる費用は、故障箇所やメーカーによって多少異なってくるものの、おおよそ以下のような費用帯となります。なお、下記費用には修理に必要な部品の費用に加え、出張費ならびに技術料が含まれています。
燃焼系部品の修理:17,000~33,000円程度
電気系統部品の修理:10,000~46,000円程度
水制御系部品の修理:10,000~35,000円程度
安全装置の修理:7,500〜58,000円程度
リモコンの修理・交換:16,000~35,000円程度
中和器交換:21,000〜48,000円程度

給湯器交換にかかる費用

続いて、給湯器のおおよその交換費用は以下の通り。なお、給湯器の交換の場合も、本体価格だけでなく、工事費が必要となります。

本体価格の目安

追い焚き機能なしの給湯器(省エネ性能の低いタイプ)6万〜15万円
追い焚き機能なしの給湯器(省エネ性能の高いタイプ)10万〜17万円
追い焚き機能ありの給湯器(省エネ性能の低いタイプ)9万〜20万円
追い焚き機能ありの給湯器(省エネ性能の高いタイプ)13万〜25万円
追い焚き機能と床暖房ありの給湯器(省エネ性能の低いタイプ)18万〜20万円
追い焚き機能と床暖房ありの給湯器(省エネ性能の高いタイプ)20万〜50万円
◾️工事費用の目安:3万〜6万円

まとめ

お風呂や床暖房で使用する給湯器。特に冬場には、急な故障で使用できなくなってしまうことで、日常生活に大きな不具合が生じてしまいます。 故障かなと思った際は、こちらの記事をご確認いただき修理が可能か、または交換の時期が来ているかをご判断いただき、メーカーもしくは給湯器の交換を手掛けている業者にご連絡ください。「ポチッと住まいる」でもインターネット上で、素早く詳細な情報を記載して見積りを依頼できる、 お見積りフォームをご用意しております。 給湯器でお困りの際は、ぜひこちらのご利用をご検討ください。