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節湯水栓の交換でどのくらいの節約ができるの?

みなさんは、省エネやガス代節約などのメリットから近年人気を集めている節湯水栓(せっとうすいせん)をご存知ですか?今回は住まいの水栓を交換するだけで手軽に、エネルギーを削減できるエコな水栓について、その基本的な知識と交換方法を紹介してまいります。

給湯料金が節約できる?節湯水栓(せっとうすいせん)とは

節湯水栓(せっとうすいせん)について

節湯水栓は、お湯と水を水栓より手前で混合して適温に調整できる「混合水栓」の一種。 キッチンにあるシングルレバー水栓や、キッチン・お風呂場で使用するハンドル式の水栓、またダイヤルなどで水温やシャワーなどの切り替えが行えるサーモスタット水栓もこれにあたります。

節湯水栓はこの混合水栓のうち以下の機能をひとつ以上持っているものを指します。

節湯水栓(せっとうすいせん)について

手元止水機構:ハンドルやレバーではなく、タッチレスで水を出す/止めるが操作できる機能。
小流量吐水機構:シャワーの穴の大きさを調整したり、流水に空気を含ませることで水圧を変えずに流水を調整できる機能。
水優先吐水機構:冷水と温水が混ざりあう領域にレバーを合わせた際にクリック音などを鳴らすことで、混合した水の流出を軽減させ、効果的なガスの使用を実現してくれる機能。

節湯水栓に交換することで得られるメリット

通常の混合水栓には、その特性から水のみを使用している時でも少量の温水が流れ出てしまうほか、ハンドルやレバーの操作を手で行わない限り水が流れ続けてしまいます。 節湯水栓はこうした温水を作るためのガスや水の無駄を軽減する効果があります。 上記で紹介した3つの機能はそれぞれ組み合わせて使用することができ、地域によってその削減効率は異なるものの、ガスや電気といった温水を作るためのエネルギーでいえば、最大50%も削減することができます。

節湯水栓に交換することで得られるメリット

節湯水栓の選び方&交換方法

節湯水栓の効果を最大限に発揮するためには、その地域や使用する場所に合わせた機能を搭載したものを選ぶ必要があります。

節湯水栓の基準とマーク表示について

節湯水栓はその機能の組み合わせについて、いくつかの分類がなされており、これらは一般社団法人も日本バルブ工業会と建築物省エネ法によって定義されています。

【日本バルブ工業会による分類】
節湯A:手元止水機構があり、台所水栓であれば9%、浴室シャワー水栓であれば20%(従来比)で温水の使用量を削減できるもの。

節湯B:小流量吐水機構があり台所水栓であれば17%、浴室シャワー水栓であれば15%(従来比)で温水の使用量を削減できるもの。

【建築物省エネ法による分類】
節湯A1:手元止水機構があり台所水栓であれば9%、浴室シャワー水栓であれば20%のエネルギーを削減できるもの。

節湯B1:小流量吐水機構があり浴室シャワー水栓において15%のエネルギーを削減できるもの。

節湯C1:水優先吐水機構があり、台所水栓、浴室シャワー水栓共に1〜29%のエネルギーを削減できるもの(削減基準は地域によって異なる。例:東京・大阪・京都の一部などは9%)。

サーモスタット混合栓の交換方法

節湯水栓は基本的には混合水栓の一種ですので、通常の水栓と同様の手順で交換ができます。 交換方法としては止水栓を閉め、止水栓の上の既存配管と水栓を取り外し新しい蛇口を取り付け、逆止弁と給水ホースを接続して、再び止水栓を開いて水やお湯が正しく出せるかを確認したら交換は完了します。
こうして説明すると、ご自宅でDIYができそうな気がしますが、水栓金具には設置するキッチンやバスルーム、壁などのタイプによってワンホール/ツーホール/壁付き/台付きなどの種類がそれぞれにあり、設置するための下準備なども異なってくるため、水廻りの施工に精通したプロに依頼するようにしましょう。

サーモスタット混合栓の交換方法

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節湯水栓交換に掛かる費用はどのくらい?

節湯水栓の価格と交換にかかる期間

節湯水栓の交換は、その設置場所や水栓金具本体の価格によって異なってきます。

■キッチンや洗面所の場合

キッチンや洗面所に蛇口の節湯水栓を導入・交換するには4万〜18万円程度の費用が必要です。節湯水栓の本体価格としては、スタンダードなものは3万円程度。水栓に浄水器やシャワー機能があるものであれば4万〜7万円、タッチレスセンサーがついたものであれば7〜15万円程度の費用となります。作業費自体は1〜3万円程度となります。

■浴室やシャワールームの場合

壁つけにすることが多い浴槽やシャワールームでの節湯水栓の導入・交換費用は4万〜10万円程度。水栓本体の価格としては、カランタイプのシンプルな水栓であれば2万〜4万円程度、シャワーと一体になったものであれば3万〜7万円程度となります。

なお、水栓交換にかかる施工期間としては1時間〜数時間程度。キッチンでの水仕事や入浴に支障なく、素早く交換することも可能です。

節湯水栓の価格と交換にかかる期間

まとめ

エネルギー問題や昨今の燃料価格高騰問題への家庭でできる対処法のひとつとなる節湯水栓。現在ご利用いただいている水栓に不具合や故障が見られる場合などは、ぜひこのタイプへの交換をおすすめします。まずは水栓に関する製品ページをご確認いただき、お見積りをお申し付けください。
ポチッと住まいるでは「水栓見積り依頼ページ」より、今ご利用中の水栓の写真(複数枚)や、ご利用状況などをご入力いただけると、後日お見積りメールをお届けすることが出来ます。水栓・蛇口交換をお考えでしたら、ネット見積りをご検討をください。