場所を取らずに、お掃除も簡単！浅型レンジフードの魅力

浅型のレンジフードの特徴

浅型レンジフードとは

浅型レンジフードは、横幅が60〜900cm、高さが30~50cm、厚みが60cm程度の上下に薄いタイプのコンパクトなレンジフードのことを指します。
また、浅型レンジフードには「平型」と「スリム型」の2種類が存在します。

平型

フラットな形状のレンジフードで、その薄さから天井が低かったり、梁が干渉してしまったりという、スペースが限られたキッチンなどでも設置できるのが魅力です。
平型レンジフードは、定期的なフィルター掃除が必要となりますが、近年ではノンフィルターの製品や金属のフィルタを使いまわせるもの、比較的簡単に取り替えられる不織布フィルターを採用したものなど、数々の製品が登場してきています。

スリム型

キッチンの煙を吸い込む部分が上に伸びている薄型のレンジフードで、こちらは奥行きを取らないのが魅力です。また、レンジフード内に継ぎ目がなく拭きやすいため、平型と比べると掃除の手間は軽減されます。一方で価格はやや高めとなってしまうのが難点です。

浅型レンジフードの交換方法と交換時の注意事項

すっきりとした見た目で、デザイン性にも優れている浅型のレンジフードですが、換気の効率は、深型にやや劣ります。
浅型のレンジフードを採用する理由として最も大きいのはやはりスペースの問題。
特に、排気位置が決まっていて移動できない、もしくは天井の高さやキッチンの奥行きが十分に取れないといった制限がある集合住宅であればおすすめです。

戸建ての場合は、ある程度スペースも自由になるため、効率の良い深型のレンジフードを採用される方が多くいらっしゃいます。

浅型のレンジフードに交換する前に、知っておきたいこと

浅型レンジフードの耐用年数

浅型レンジフードのみならず、レンジフードの耐用年数は10〜15年ほどとされています。
現在お使いのレンジフードが10年以上経過しているものであれば、交換を検討してみてはいかがでしょうか。また、経年劣化で発生するレンジフードの症状としては、使用時の音が大きくなった、異音がする、空気の吸い込みが悪くなったといったものが挙げられます。

ファンの種類

浅型レンジフードの場合、使用されるファンの種類が決まっています。
平型のレンジフードに採用されているファンは、シロッコファンもしくはターボファン。スリム型のレンジフードに採用されているものはシロッコファンとなります。換気性能では、ターボファンよりもシロッコファンが高く、また稼働音も静かなのが特徴です。

取り付け箇所のサイズ

レンジフードの交換を考える際に、最も重要なのは検討中のレンジフードが設置できるスペースがあるかどうかです。基本的にはレンジフードの幅や高さ、厚みが収められることが条件ですが、火災予防法令によって幅はガスコンロやIHクッキングヒーターの天板より大きく、また高さは調理器具より80cm以上離して設置できるスペースが必要であると定められています。
また、スリム型のレンジフードの場合はダクトなどを隠すための幕板が、フードの前や横に設置されます。キッチンのスペースを測る際には、この幕板のサイズも確認しておきましょう。

浅型レンジフードへ交換するために必要な費用の目安

レンジフードを交換する際には、レンジフードの本体価格に加えて、工事費用が必要となります。

「ポチッと住まいる」での浅型のレンジフードの価格帯の目安は、5万〜20万円ほどとなっています。
価格の差は、ファンの形状やフィルターの種類、自動洗浄や風量調整機能の有無などによって生じてきますので、検討の際は製品のスペックや機能をしっかりと確認しましょう。

なお、既存のレンジフードを新しいものに交換するための基本工事費は、27,500円〜33,000円。オプションとして横幕板の取り付けは7,700円、前幕板の延長は5,280円となります。

詳しい製品の本体価格は「ポチッと住まいる」のレンジフード商品一覧ページをご確認ください。

まとめ

スタイリッシュな見た目で、スペースが限られたキッチンにも設置が可能な浅型レンジフード。交換を検討する際には、形状からくるメリットだけでなく、換気の効率やお掃除の手間なども考慮した上で製品を選ぶようにしましょう。
なお、「ポチッと住まいる」では、製品の価格だけでなく、Webサイト上で、実際にお客様のキッチンでレンジフードの交換をした場合のお見積もりも、行うことが可能です。現在、浅型レンジフードの交換をご検討中の方はぜひ「ポチッと住まいる」のお見積もりフォームをご活用ください。