レンジフードの自動洗浄機能とは?
キッチン周りの設備の中でも、利便性と清掃性が重視される中、注目されている「自動洗浄機能付きレンジフード」。この自動洗浄機はその名の通り、レンジフード内部のファンやオイルトレーなど、手が届きにくい箇所の汚れを自動的に洗浄してくれるもの。この洗浄の仕組みは、給湯タンクに40度前後の温水を入れ、循環させることで内部にこびりついた油汚れを除去するというものです。そのため、定期的なレンジフードのお掃除の手間が省け、清潔で安全にレンジフードを使い続けることができるのです。
しかし、この自動洗浄機能、本当に綺麗に汚れが落ちるのでしょうか。より詳しく、メリット・デメリットを比較しながら見ていきましょう。

自動洗浄機能のメリット
自動洗浄機能のメリット
手の届きづらい、ファン部分なども自動で洗浄できるので、面倒な分解洗浄の頻度が少なくなります。
性能の維持
自動洗浄によって油汚れが蓄積しにくくなるため、レンジフードを長期間使っているとどうしても発生する吸引性能の低下が起こりにくくなり、長期間にわたって性能を保ちやすくなります。
衛生的なキッチン環境の維持
油汚れが少ない状態が続けば、キッチン内の臭いや煙の拡散を抑制できます。
またレンジフードに付着した油汚れによって発生する、カビや不快な害虫なども防ぐことが可能となります。
自動洗浄機能のデメリット
定期的な洗浄液の補充や排水処理が必要
自動洗浄機能といっても、完全な放置でのメンテナンスフリーではない点に注意が必要です。使用するたびに洗浄水の補充・排水処理は必要です。
機種によっては価格が高め
自動洗浄機能が付いたモデルは、一般的なレンジフードと比べて本体価格がやや高くなってしまう傾向があります。
洗浄範囲には限界がある
製品にもよるものの、レンジフード全体を完全に洗浄できるわけではありません。
特にファン部分以外の外装部分などは手動での清掃が必要です。
自動洗浄機付きのレンジフードを導入しよう
いくつか注意点はあるものの、レンジフードの分解や直接ファンを手洗いしなくて済む点は大きなメリットです。では、実際に自動洗浄機能付きレンジフードを導入するとなった場合、どのような製品を選べば良いのでしょうか。こちらでは「ポチッと住まいる」で取り扱いのあるレンジフードからおすすめのものを紹介してまいります。
おすすめ製品
■Panasonic DWDシリーズ FY‑60DWD5‑S&FY-60DWD4-S
本モデルの自動洗浄機は、給湯トレイにぬるま湯(約40〜45℃)をセットし、「洗浄ボタン」を押すと、10分ほどでファンフィルター内部を自動洗浄してくれます。自動洗浄後のお湯は、排水トレイに溜まるのでこれを捨てれば洗浄が完了します。なお、洗浄の目安は約2か月に1回。これでファンフィルターの交換が約10年不要となります。
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既存のレンジフードを交換する場合の費用感
では実際に自動洗浄機能付きのレンジフードをキッチンに導入しようと思った場合、どのくらいの費用が必要になるのでしょうか。
本体価格の相場
自動洗浄機能付きのレンジフードの本体価格は、おおよそ12万〜20万円前後が中心価格帯。サイズやブランド、機能差によって上下します。詳しくは「ポチッと住まいる」のレンジフードページの「価格から探す」ボタンよりご確認ください。
交換費用の目安
「ポチッと住まいる」での工事費用の目安は、標準的なレンジフード交換の場合、27,500円(600mm・750mm)の同サイズ交換〜33,000円(600mm・750mm)の同サイズ交換です。このとき、既存の配管・ダクトをそのまま活用できる場合は、この時既存の配管・ダクトをそのまま活用できる場合、 追加工事は必要ありません。
ただし、新規のレンジフード導入にあたりコンセントの新設などが必要になる場合は追加費用が必要となる場合もございます。
まとめ
大掃除の時などの大きな負担となるレンジフードのお掃除。自動洗浄機能付きのレンジフードであれば、定期的な自動洗浄でキレイを保ってくれます。ただし、自動洗浄機能付きだからといって、全く内部の掃除をしなくていいというわけではなく、定期的なチェックとファンの拭き掃除は必要となりますのでご注意を。
ポチッと住まいるでは、各種の自動洗浄機能付きレンジフードを取り揃えるだけでなく、スマホやパソコンから簡単にお見積もりを取ることができる専用フォームをご用意しております。自動洗浄機能付きレンジフードにご興味のある方は、ぜひこちらも合わせてご活用ください。