HITACHIのIHのエラー表示について
日立のIHで起きるエラー表示の一覧です。日立のIHでは故障や不具合が起きると、液晶画面にエラーコードが表示されます。
エラーコードの種類は、機種によって異なる場合があります。
※ご使用中のIHの取扱説明書も必ずご確認ください。
エラー表示内容と対処方法
液晶パネルに「お知らせ表示」が出た時、以下の一覧の「ここを確認 / 直しかた」をご確認ください。修理を依頼される前に次の点をもう一度お調べください。
Cから始まるエラー表示の場合
- 該当機種:
- (HT-M7T、HT-N6T、N100T、N9T、N8T、M350T、M300T、M150T)シリーズ
操作パネル エラー表示と原因
エラー表示:
C11、C13、C15、C16、C18、C21、C23、C25、C26、C28、C51、C58
原因:
- ①鍋底の反りや変形、はがれがあります。鍋は使用している間に鍋底が変形するものがあります。
- ②空炊きになっています。
- ③炒め物の調理を行うと表示する場合があります。
- ④鍋が光センサーの上におかれていません。光センサーの上におかれていても、左・右IHヒーターの中央から大きくずれています。
- ⑤市販の汚れ防止シートを使用しています。
- ⑥「揚げ物」メニューで揚げ物以外の調理をしていませんか。
- ⑦鍋底の直径12cm未満の鍋を使用しています。
ここを確認 / 直しかた
- ①鍋底を確認してください。鍋底に反りや変形、剥がれがある場合は新しい鍋をご購入ください。
- ②鍋に食材をいれてください。
- ③火力を下げてご使用ください。
- ④鍋をIHヒーターの中央においてください。
- ⑤市販の汚れ防止シートは使用しないでください。
- ⑥調理にあったメニューで調理してください。
- ⑦鍋底の直径12cm以上の鍋を使用してください。
操作パネル エラー表示と原因
エラー表示 C12、C22
原因:
- ①鍋の底に約3mm以上の反りがあったり変形しています。
- ②鍋の底やトッププレートに異物や汚れが付着しています。
ここを確認 / 直しかた
- ①鍋底に反りや変形、剥がれがある場合は新しい鍋をご購入ください。
- ②異物や汚れの場合はお手入れをしてご使用ください。
操作パネル エラー表示と原因
エラー表示:
C3、C4、Cd、CF
原因:
- ①連続して魚などを焼いた。
- ②空炊きになっています。
- ③グリルドアが完全に閉まっていない。
- ④皿受けと平皿が傾いて取り付けされていませんか。
ここを確認 / 直しかた
- ①一度熱を切り、グリル庫内の温度を下げてから、次の調理物をいれてください。
- ②食材を入れて下さい。
- ③グリルドアがフロントグリルに密着するように押し込んでください。
- ④皿受けと平皿は、水平に正しく取り付けてください。
エラー表示内容と対処方法
液晶パネルに「お知らせ表示」が出た時、以下の一覧の「ここを確認 / 直しかた」をご確認ください。修理を依頼される前に次の点をもう一度お調べください。
Hから始まるエラー表示の場合
操作パネル エラー表示と原因
エラー表示:
H15、H25、H55、H3A、H4A、H6A
原因:
- ①排気カバーにほこりがたまっています。
- ②排気カバーがふさがれています。
ここを確認 / 直しかた
- ①ほこりをふきとってください。
- ②ふさがないでください。
操作パネル エラー表示と原因
エラー表示:
H17、H27、H57
原因:
- 鍋の種類が間違っています。
ここを確認 / 直しかた
- 鍋の種類を確認してください。
排気カバー(2枚)と排気口のお手入れ
薄めた台所用洗剤(中性)とスポンジで洗う
お手入れ後は、水分をよくふき取り、本体に必ずセットしてください。
ふきんでふき取る
水を絞ったふきんでふき取り、その後乾いた付近でからぶきしてください。
排気口の奥や狭い部分は割りばしなどに布を巻いたものでふき取ってください。
エラーが繰り返し出る場合
「ここを確認 / 直しかた」に従って再度操作をしても同じ表示が出たり、下記の表示が繰り返し出る場合は故障の可能性があります。お買い上げの販売店または日立の窓口にご連絡ください。
操作パネル エラー表示と原因
エラー表示 C6、C61
原因:電源電圧が異常に高い場合や低い場合。
エラー表示 H1、H9、H11
原因:部品の故障が生じた場合。
エラー表示 H3F、H4F
原因:マイコン間に通信異常が生じた場合。
ここを確認 / 直しかた
電源を一度切り再度お使いいただいて、改善した場合しばらく様子を見ながらご使用ください。
※繰り返し表示が出る場合はお買い上げの販売店または日立の相談窓口へご連絡ください。