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寒い日には要注意!給湯器の凍結を防止する方法&修理方法

寒い日の給湯器に多いトラブルが、給湯器の凍結です。 凍結を放っておくと、お湯が使えないだけでなく、給湯器そのものの故障につながってしまうこともあります。では、こうした給湯器の凍結は、どのような状況で起きるのか、またどのようにすれば給湯器の凍結を防止することができるのでしょうか。

給湯器の凍結はなぜ起こる?

寒い日に起こる給湯器の凍結ですが、どの程度の気温降下で凍結が起き、また凍結する場所は給湯器のどの部分なのでしょうか。

給湯器が凍結してしまう原因

給湯器の凍結は、外気温が0度を下回る時に起こります。給湯器やそれに接続されている水道管は金属で構成されている部品も多く、こうした部品は外気温の影響を受けやすいため、内部の温度も冷えやすいのが特徴です。
給湯器内部の凍結は、給湯器や水道管が冷やされていて、しかも内部に水が存在しているときに起こります。ただし、これは給湯器を使用していない場合がほとんど。給湯器が稼働していて熱を発していたり、頻繁に水を使って水の動きがある場合は、水が凍結するリスクは少なくなります。そのため、例えば気温が下がり家族が寝静まって給湯器も止まる深夜〜早朝や、家を開けてしまう外出時や旅行時に給湯器は凍結しやすくなります。

給湯器が凍結してしまう原因

給湯器が凍結すると?

給湯器内の配管は、多くの場合内部に溜まっている水分と共に凍結してしまいます。 凍った水分は液体時よりも体積が大きくなり、また個体であるため配管内でつまってしまいます。その結果、凍った水分が配管を膨張させてしまい、時として配管のひび割れや破裂を引き起こしてしまいます。こうなると、給湯ができなくなるだけでなく、給湯器内部への漏水による深刻な故障につながることも考えられます。

なお、給湯器が凍結している場合は給湯器のリモコンに「562(給排水管の凍結)」、「252(給水管もしくは追い焚き配管の凍結)」、「290(中和器や排水管の凍結)」、「111(凍結による点火不良)」のメッセージが表示されます。気温んが降下した日に、給湯器に違和感を感じたら確認するようにしましょう。

正しく対処し、給湯器の凍結を防止しよう

それでは給湯器の凍結を防止するためには、どのような対処を行えばよいのでしょうか。

給湯器に備わっている凍結防止機能を使う

給湯器の機種によっては、①凍結防止ヒーターや②自動ポンプ運転の機能が付与されている場合があります。

■凍結ヒーターの場合

凍結防止ヒーターは気温が一定以下となった場合、自動的にヒーターが稼働します。しかし、凍結ヒーターは給湯器内部のみを暖めてくれるものであるため、接続されている水道管などは凍ってしまう恐れがあるので、過信は禁物です。

■自動ポンプ運転の場合

こちらは給湯器の配管の中で自動的に水分を循環させるタイプとなります。給湯器内部や配管内部の凍結防止に有用です。ただし、この機能は追い焚き可能な給湯器でのみ可能で、この機能を使用するためには浴槽に残り湯を入れておかなければなりません。また、翌日などに入浴する場合は、残り湯を捨て浴槽内を洗浄しておく必要があります。

給湯器内の水分を凍らないように対処する

給湯器の機能を使う方法以外にも、過去から使われ続けている方法で対処できることもあります。

■凍結防止のための保温材を巻く

寒冷地に設置される給湯器には多くの場合、配管部分に「保温テープ」や「保温チューブ」が巻き付けられています。ご家庭の給湯器を事前に確認し、これらの保温材が施されていないようであれば、ホームセンターなどで購入し巻き付けておくことで凍結のリスクを軽減することができます。

■給湯器からお湯を流す

深夜や早朝に給湯器を使用しなくなる時間帯にあえて、給湯器を動かしておく方法です。お湯を最高温度に設定して、一分間に400ml程度の細い水流を流し続けることで、給湯器内に熱湯の流れを生み、給湯器や配管を凍らせないように温かく保つことができます。

■給湯器や配管内の水を抜く

長時間の外出や旅行・帰省といった、家を長く留守にする場合は水分を抜いてしまうことが有用。水を抜く場合は、給湯器の運転スイッチをOFFにし、ガスの栓と給水の元栓を締め、全ての給湯栓を開けた上で、水抜き栓から住まいの中の全て水を抜き、電源プラグを抜きます。これで配管と給湯器の中に水分がないため、低温となっても凍結しなくなります。

給湯器や配管内の水を抜く

それでも給湯器が凍結してしまったら…

もし給湯器が凍結してしまったら、急に水を出そうとしたり氷を溶かそうと配管に熱湯をかけたりするのは、配管などの故障に繋がりますので絶対にやめましょう。
一般的には、配管などが凍結しても昼以降に外気温が上昇することで、自然と氷が溶け回復していきます。そのため、凍結中は給湯器の電源を切り、配管内の氷が、自然と溶けるまで待ってから給湯器を使用するようにしましょう。 もし、凍結が治った後に水を使用して、漏水が起きた場合は直ちに使用をやめて、給湯器のメーカーに連絡し修理を依頼してください。

給湯器を修理する場合

給湯器が故障してしまった場合は、基本的に給湯器メーカーに連絡して修理を依頼することになります。その場合、費用の目安は以下の通りになります。

【ガス給湯器の場合】

  • 給湯のみの給湯器:2万〜5万円
  • 追い焚きのできる給湯器:5万〜10万円
  • 追い焚きと暖房機能のある給湯器:10万〜15万円
給湯器を交換する場合

給湯器を交換する場合

故障をしてしまった給湯器の使用年数が10年を超えているようであれば、メーカーの保証期間などが切れてしまっていることがあり、また給湯器そのものに経年劣化が生じていることもあります。こうした場合は、給湯器メーカー以外に交換を依頼するほうが素早く安上がりとなることもあり得ます。
特に、その場で見積もりができる、もしくは写真などで状況の連絡ができるシステムのあるリフォーム会社であれば、使用している給湯器と同系統のものに素早く交換できるケースがあります。
なお、給湯器を交換する場合は、交換する給湯器の種類や機能によって費用は大きく異なりますが、概算としては5万〜25万円程度の費用が必要となります。

まとめ

寒い冬の日に起こりがちな給湯器の凍結。凍結防止のためには、いくつかの機能や防止策を講じておく必要があります。これらは少々費用や手間がかかりますが、凍結してしまった給湯器の再使用や修理・交換のコストに比べれば、軽い負担となります。 気温が冷え込む予想が出た前の日や、長期間留守にする冬の日には忘れずに防止策を取るようにしましょう。また、万一故障してしまい修理が難しい場合は、ポチッと住まいるにご連絡を。手軽なオンライン見積もりで給湯器交換が可能です。

ポチッと住まいるでは「給湯器見積り依頼ページ」より、今ご利用中の給湯器交換の写真(複数枚)や、ご利用状況などをご入力いただけると、後日お見積りメールをお届けすることが出来ます。給湯器交換をお考えでしたら、ネット見積りをご検討をください。