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コンロがガス臭い!その時の対処法は?

毎日のお料理で使うガスコンロ。メーカーそれぞれに、安全対策を施した設備が揃っていますが、それでも長い間使用していると不具合が生じてしまうことがあります。中でも、使用中にガスの強い刺激臭が漂ってくると、引火の危険性が心配になってきますよね。こうした、ガスコンロ周辺でガスの臭いを感じた時の対策や日々の使い方、そして設備の交換方法と、いざという時に役に立つ知識を詳しく解説していきます。

ガスコンロが臭いと感じたら…

ガスコンロがガス臭くなる原因

ガスコンロを使用している最中に、ガスの臭いがする。そのときはガスが漏れている可能性が高いのですが、漏れる原因となる使い方や状況にはいくつか種類があります。

点火不良

最も一般的なのは、ガスコンロの点火不良で、バーナーキャップから出たガスに火がつかないまま、漏れてしまうことで周囲がガス臭くなってしまうことがあります。

この原因として考えられるのは、

  1. 点火プラグが濡れたり汚れたりして、点火のためのスパークができなくなっている
  2. バーナーキャップの目が詰まり、ガスの出方が偏っている
  3. バーナーキャップが正しい位置にはめこまれていない
  4. 点火のための電池の残量が少なくなっている

といった状況が考えられます。

ガスホースのトラブル

ガス栓からコンロへ繋がるガスホースのトラブルが挙げられます。ガスホースが劣化して亀裂が生じていたり、ホースが不自然に折れ曲がっていたり、ホースの上に重いものを乗せたままにしている場合、ガスがコンロに供給されずに外に漏れ出てしまいます。
また、ガス栓とホースの接続が緩んでいたり、外れていたりする場合もガスが漏れてしまいます。

部品劣化

そのほかにも、ガスコンロ内部の部品そのものの劣化もガスが漏れる原因となることもあります。長期間ガスコンロの部品を使っていたり、吹きこぼれてしまった食材を十分に拭き取ることなくコンロを使い続けたことで、バーナーの下部分やコンロの内部に食材が入り込んでしまうと、これらが徐々にバーナーや部品を腐食させて穴を開けてしまうことがあります。こうした劣化したことで起きる穴や亀裂からガスが漏れ出てしまうことも考えられます。

キッチンのガスが臭い理由

ガスコンロなどで使用される都市ガスは、本来無色透明であり臭いもそれほど強いものではありません。そのため、目に見えないガスが漏れていることに気付けるように、「付臭剤」を用いて、人工的な臭いがつけられています。

ガスコンロのガス漏れ&故障時の対処方法

ガスコンロで使用されるガスは、人間が吸ってしまっても直ちに体に影響が出るようなものではありませんので、ガスコンロの周辺でガスの臭いを感じたとしてもまずは慌てず対処しましょう。ただし漏れたガスは、引火しやすいものですのでガス漏れを放置することで、引火や爆発、火災へと繋がってしまうことがあります。
もし、ガスコンロの使用中にガスの臭いを感じたら、以下のような手順で対処を行なってください。

ガス漏れかも!と思った時の対処法

直ちに火の使用をやめる

ガス臭いと感じたらすぐに火を止め、さらに周囲で火を使っているもの、静電気が発生する恐れのある機器の使用を中止します。タバコや蝋燭などはもちろんですが、電気のスイッチでも静電気が発生することがありますので、ガスの臭いがするときはそれ以上手を触れないようにしましょう。

ガスの元栓を閉めて部屋の換気を行う

コンロに接続されているガスの元栓を閉め、それ以上ガスが漏れないようにしてから窓を開け、室内の空気を外に追い出します。このとき、換気扇やレンジフードは絶対に使用しないでください。レンジフードなどの動作時に発生する静電気にガスが引火する恐れがあります。

ガス漏れの状況を知らせる

換気を行なったら、ガス会社の緊急連絡先に電話し、ガス漏れの状況を伝えてください。

その上で行いたい、応急処置

ガス漏れの原因が、バーナーキャップの詰まりや汚れに起因してる場合であれば、コンロ周りをきれいに掃除してメンテナンスを行うことで、ガスの臭いが解消できることがあります。

まずはバナーキャップを外し、よく洗った上でキャップの目を爪楊枝・古歯ハブラシを利用して、ガスの吹き出し口の汚れを丁寧に取り除きます。
バーナーキャップがきれいになったら、乾いた布でよく拭き乾燥させた上で再度使用してください。またこのとき、バーナーキャップ周辺やスパークプラグ、立ち消え安全装置などが汚れているようであれば、よく絞った布や古歯ブラシを利用してきれいにし、こちらもよく乾燥させた上で、使用を再開してください。

その上で行いたい、応急処置

もし、ガスのホースに亀裂や穴を見つけた場合は元栓を閉めたままガスのホースを外し、交換しましょう。ガスホースはホームセンターなどで購入することができます。また、ガスホースの耐用年数は6〜7年。知らず知らずのうちに耐用年数が過ぎているというケースも多いため、定期的に交換するよう意識づけを行なっていくことも大切です。

それでもガス臭が頻繁にする時は

ガスコンロの掃除やメンテナンス、ガス臭いの要因の見直しを行なってもガスの臭いがするという場合は、メーカや交換業者などに連絡してガスコンロの修理を行うのも一つの手ではあります。
ガスコンロの修理に必要な費用は1万〜3万円ほどとなっていますが、故障の状況が深刻である場合は、さらに費用がかかってしまうことがあります。

ガスコンロは修理より交換がお得!

ガスコンロの修理を行ったとしても、長期間使用し続けている機器であった場合またすぐに他の部分に故障が生じてしまうことも考えられます。

また、ガスコンロは2008年の10月より全口安全センサー付きのコンロの販売が義務付けられているため、それ以前から使用しているコンロは、部品の交換や修理などができません。一方で、ガスコンロの設備を丸ごと交換してしまう場合、修理と比べて必要となる費用はやや高くなるものの、すべての設備を新しく使いやすものに変更することが可能。

安全センサー

また、交換のための作業時間も1〜2時間と修理とそれほど変わらないため、素早く安全で便利なコンロが手に入ります。

ガスコンロの交換費用とおすすめコンロについて

ガスコンロは修理よりも交換が便利ですが、実際にどのくらいの費用が必要になってくるのでしょうか。なお、こちらでは「ポチッと住まいる」にビルトインガスコンロの交換を依頼した場合に必要になる費用の目安を紹介しております。

ビルトインガスコンロの交換費用

ビルトインガスコンロの交換には本体価格と作業費が必要になります。

ビルトインガスコンロの本体価格 5万円〜20万円
交換工事費用(サイズ 600・750) 22,000円(税込)
コンロ・オーブン同時交換費用 46,200円(税込)
ガス栓交換費用 13,200円(税込)

ガスコンロやホースの耐用年数と交換時期

ガスコンロの交換時期は、故障や不具合が生じたタイミングが基本ですが、耐用年数が超過している場合も交換が必要になってきます。
耐用年数を超えている時期であれば、ほとんどのメーカーの保証期間も切れており、また交換部品などの在庫もなくなっていることが考えられます。こうした状況で修理を依頼するのは現実的ではありません。
一般的にガスコンロ、ビルトインガスコンロ共に耐用年数は、10年ほどと定められておりますので、現在お使いのガスコンロが10年以上経っている場合は、交換を検討しましょう。
なお、ガスコンロとガスの元栓をつなぐホースの耐用年数は先述の通り、6〜7年ほどですので、ガスコンロの新規購入から交換までに一度は交換するようにしましょう。

「ポチッと住まいる」がおすすめするビルトインガスコンロ

「ポチッと住まいる」では、ホーローやガラストップの機能的なビルトインガスコンロや水無しでも煙が少なくきれいに食材を焼き上げることができる、水無両面焼きグリル、大家族でのお食事の準備にも対応できる3口のガスコンロなど多彩な商品を、当社限定の特別価格でご用意しております。
また、取り扱いメーカーも「リンナイ」「パロマ」「ノーリツ」と国内の主要なブランドをご用意しております。ガスコンロの交換の際には、ガスコンロを選ぶのページをご覧いただき、合わせてページ内のビルトインガスコンロの種類と選び方のコツなどをご参照いただきながら、皆様のご家庭のニーズに沿ったガスコンロ製品をお選びください。

まとめ

お料理中にガスの臭いが漂ってくると、思わずドキッとしてしまいますが、まずは慌てず安全を確保するための対処を行なっていきましょう。その上で、本記事でご紹介した、ご家庭でできる対処法を試した上で、それでも状況が改善しないという場合は、「ポチッと住まいる」にガスコンロ交換のご依頼を。
「ポチッと住まいる」では、ガスコンロの交換だけでなく、ガスコンロのパートナーでもあるレンジフードや数々の水栓の交換など、キッチンをより快適にするための設備交換をトータルに行っております。
まずは、「ポチッと住まいる」のホームページにありますお見積りフォームより、現在お使いのガスコンロの情報や交換するガスコンロやその他の設備のご要望などをお書き添えいただき、交換のための見積り算出をご依頼ください。