ポチッと住まいるは住宅水廻り機器交換工事専門店。ネットで簡単見積り

[営業時間] 9:00〜18:00
商品カテゴリから探す

商品検索

シロッコファンタイプのレンジフードは交換できる?

集合住宅のキッチンには、主にシロッコファンタイプのレンジフードが設置されています。今回はシロッコファンタイプの特性や、交換や修理、お手入れにおいて重要なポイントをわかりやすく解説します。

シロッコファンの基礎知識

シロッコファン

換気扇のファンは主にシロッコファンタイプとプロペラファンタイプの2種類があります。今回取り上げるシロッコファンタイプは、レンジフードなどに設置されている筒状の装置で、屋内の空気をダクトに通して、屋外に排出する役割を果たします。屋外に面した壁に直接取り付けて、空気を外に排出するプロペラファンとは異なり、シロッコファンは接続されたダクトを通して排気を行います。屋外の強風などの影響を受けにくいため、マンションやアパートといった集合住宅に取り付けられることが一般的です。またプロペラファンに比べて設置位置を自由に決めやすいため、キッチンだけでなく他の居室の換気扇やトイレ、浴室といった場所にも使われています。

シロッコファンタイプのレンジフードは、毎日の調理をはじめ日常的に使用される機器です。そのため長期間使用するうちにスイッチを入れても動作しない、回転に不具合が生じる、異音が発生するといった故障・トラブルが見られます。定期的なメンテナンスも重要ですが、スイッチの接触不良やモーターの摩耗、軸のズレといった原因から発生する故障は、専門業者でなければ対応は難しいといえます。 また、一般的にキッチンの換気扇は10年に1度交換することが推奨されています。故障が生じた場合においても、修理対応で良いのか、一部・全部の交換が良いのかといった判断も難しいところ。また、あまりに長期間交換をせずに使用されている場合、必要な交換部品の製造が終わっているケースもあるため、大きなトラブルがなくても、10年以上が経過している場合は専門業者に見てもらい、必要に応じて修理・交換を行いましょう。

シロッコファンやレンジフードはどうやって交換する?

耐久年数の目安である10年が経過したり、故障やお部屋のリフォームといった理由でシロッコファン・レンジフードを交換するケースでは、いくつかの注意が必要です。 まずはレンジフードのサイズを確認しましょう。一般的にレンジフードは90cm幅、75cm幅、60cm幅の3タイプに分かれているので、交換前のレンジフードの幅がいずれのタイプになるのかを確認してください。また、レンジフードにはブーツ型やスリム型などいくつかの形状があります。交換後に使用者の頭にあたらないか、タイルやキッチンパネルがないむき出しの壁が露出しないかなど、事前にしっかりと確認しておきましょう。 また、ブーツ型のレンジフードからスリム型のレンジフードへと交換する際は、ファンのタイプもプロペラファンからシロッコファンへと変わることがあるため、こちらも事前の確認が必要です。

シロッコファン交換

レンジフードの交換を自分で行う人もいるようですが、レンジフードやそれに対応するファンにはさまざまな種類があり、ご自宅の環境に適したタイプを正しく選ばなければなりません。インターネット通販などで安く購入できたとしても、自宅に適合するタイプではないために取り付けられないというケースも考えられます。また、電気配線が必要となるケースでは、電気工事士の資格が求められることもあるので注意が必要です。 レンジフードは一定の重量があり、キッチンなどの狭い場所で交換作業を行うには安全性にも考慮しなければなりません。取り付けが甘いことで調理中にレンジフードが落下するといったことがあれば、火傷やコンロ・キッチンの破損といった事態を招きます。こうした危険性も考慮し、必ず専門業者に依頼することが得策といえるでしょう。

レンジフード・シロッコファンの交換に必要な費用って?

レンジフードを交換する上で、どれぐらいの費用がかかるのかは気になるところ。ファンのタイプやレンジフードの形状によって差があるため、事前に確認しておきましょう。 まず、レンジフードの本体価格は、3万〜10万円ほどが相場といえます。メーカーやデザイン、機能によってもばらつきが見られます。 気になる設置工事費用の相場も、同じく3万~5万円ほど。これに加えて、取り替えたあとのレンジフードの処分にかかる費用、設置業者の出張費用、またプロペラファンからシロッコファンへと変更される場合はそのための費用も別途必要になるケースがあります。

シロッコファン掃除

トータルすると意外にコストがかさむため、新しいレンジフードを設置したあとも1日でも長く使い続けられるよう、定期的にお手入れをしたいところ。レンジフードの汚れの原因は、大半が油とホコリですから、放置するとギトギト、ベタベタが付着してキッチン環境が不衛生に。また調理後の臭いがうまく排出されなかったり、キッチン周辺にベタベタが広がるといった事態も招いてしまいます。 対策としては、やはり定期的なお掃除が有効です。整流板やファン、フィルターといった部品を取扱説明書に沿って外し、油汚れを不要な布や新聞紙で拭き取ったあと、台所用洗剤を溶かしたぬるま湯に15〜20分前後つけたあと、スポンジなどで汚れを洗い落とします。水で流したあとは乾いた布などで水気をとって乾燥させましょう。使い捨てタイプのレンジフードフィルターが販売されているので、せっかくお掃除した効果を長持ちさせたいという人にはおすすめです。 レンジフードのお掃除方法についてはこちらで詳しくご紹介しています。
意外と簡単?キッチンのレンジフードや換気扇フィルターのお掃除方法

まとめ

快適な暮らしや清潔なキッチン環境を維持する上で、大切な役割を果たすシロッコファンタイプのレンジフード。普段何気なく使用されている人も、交換や修理の際にはその特性や形状、注意点をよく知った上で、ご家庭の状況に合わせたベストな選択をしてください。

ポチッと住まいるでは「レンジフード見積もり依頼ページ」より、今ご利用中のレンジフード写真(複数枚)や、レンジフードの種類・タイプを選択いただけると、後日お見積りメールをお届けすることが出来ます。是非、一度見積り依頼をご検討をください。