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台所タイムの快適性を左右するレンジフードの利便性

オープンキッチンが広く導入されるようになってから、新築の戸建て住宅やマンションでは、「キッチンの換気扇=レンジフード」と認識されるようになってきました。現代のキッチンに欠かせない存在となっているレンジフード。交換時期の見極めや付け替え工事の流れ、掃除やメンテナンスを手軽に出来るよう最新機能などを紹介します。

換気性を向上させるなら知っておきたい、レンジフードの基礎知識

換気性を向上させるなら知っておきたい、レンジフードの基礎知識

吸引力の低下に異音……こんな症状は寿命のサイン

レンジフードが日本の一般家庭に登場し始めたのは1950年代の中盤以降。当時はまだ高級品という位置づけだったため、実際に普及するまでは、ある程度の時間を要しました。2003年7月に建築基準法の改正で、機械換気設備の義務化されたことから、現在では新築住宅を設計する際、レンジフードはキッチンの標準装備として考えられています。

一般的に10年〜15年が交換の目安と言われていますが、精密な電気部品で組み立てられている上に、日常的に油や煙を吸い込んでいることから、使用頻度によっては想定よりも早く寿命を迎えることも考えられます。

熱や匂いがこもるなど、換気量が明らかに落ちていると感じたら、まずは充分な掃除を行いましょう。それで改善が見込めない場合はファンの心臓部であるモーターの経年劣化が考えられます。運転中の異音も重要なチェックポイント。ホコリや油が溜まっているときはゴォーという重く大きな音が響き、部品にサビなどが発生している場合はジーという音が長く続きます。モーターの軸ずれや潤滑油の不足も異音の原因となります。運転時の振動が激しい時はネジの緩みが考えられますが、ファンの歪みなどが原因の場合は全体の交換に踏み切るのが無難でしょう。
これらのような違和感を感じた場合は、専門業者に問い合わせて交換を検討しましょう。

発注前に知っておきたいサイズ感と工事費用

レンジフードの横幅サイズには、一般的に60センチ、75センチ、90センチという3つの規格があり、コンロの横幅よりも大きなサイズを設置することが消防法により義務付けられています。また、取り付け位置もコンロから80〜100センチ離さなければいけないと決められているので、換気能力や使用する人の身長なども考慮して、ちょうど良いポジションを設定しましょう。

工事費用は約4万〜8万円というのが相場となっていますが、最新機種など電気工事が複雑なものになってくると約20万円近く費用がかかる場合も。また60センチ、75センチはほぼ同じ価格ですが、90センチのものは2割ほど割高になってきます。ほとんどの業者は商品と取り付け工事費用をセットにしていますが、少しでも安く押さえるなら複数の業者で相見積もりを取ってみましょう。

商品選びの前に知っておきたいレンジフードの種類

ファンの性能が吸引性を大きく左右する

レンジフードを選ぶ際、まずチェックすべきがファンの形状で、大きく分けてプロペラファンシロッコファンターボファンという3つの種類があります。

・シロッコファン

シロッコファン

シロッコファンは、多数の羽根が筒状に配置された形状が特徴で、騒音の少なさや、どんな住宅でも設置できる汎用性の高さから現在の主流とされています。

・プロペラファン

プロペラファン

プロペラファンは換気量が多く価格もお手頃ですが、気密性の高い部屋では風量が落ちてしまうというデメリットも。

・ターボファン

ターボファン

ターボファンはシロッコファンの羽が少なくなったような形状で、風量、換気効率の高さが魅力ですが、コスト面では若干、高く付いてしまうのが実状です。

コンロとの組み合わせを考え、空間に適したデザインを

ファンと同じく本体の種類にもいくつかのバリエーションがあります。一般住宅で多く見られるブーツ型(深型)は、シンプルなデザインで、どんなキッチンでも違和感なく設置できるのが特徴。壁付のプロペラ型換気扇の上に被せる形で取り付けられるので工事費用を安く押さえたい人にはおすすめ。フィルターの目が細かく掃除に手間がかかりますが、着脱式で油汚れを防ぐシートなどを使用すれば、お手入れの負担が軽減されます。

スタイリッシュな見た目で現在、人気が高いのがスリム型(薄型)。フラット構造により内部の溝や繋ぎ目がないことから掃除がしやすく、価格は若干高めですが機能の選択肢が多いことも魅力です。低い、狭いといった空間的に制限の多いキッチンでも取り付けやすいのがフラット型(浅型)。音が大きく、真上を向かなければ掃除ができないという手間はありますが、圧迫感が少ないので、スッキリした見た目を希望する際に好まれています。

流線型のデザインが美しいファルコン型は定位置での取り付けが可能で、低い位置から煙を導くことからIHクッキングヒーターとの組み合わせが注目されています。

キッチン時間をより快適に。最新技術を駆使した性能の数々

便利な機能を上手に使うことで寿命も長く

キッチン周りの設備が時代を追うごとに進化していく中、レンジフードも近年、より快適な操作性、お手入れが楽になる機能などを備えた商品が数々発表されるようになりました。
コンロの点火・消化と連動し、赤外線センサーでレンジフードの換気も自動で行うガスコンロ連動機能は、消し忘れを回避することで節電に役立つため、コンロの買い替え時に一緒に選択するのがおすすめです。
ガスコンロ連動タイプはこちら。
・Panasonic HGC スマートスクエアフード(ファン・タッチ) FY-6HGC5-K(W600)
・NORITZ クララ連動有 ノンフィルタ・スリム型 NFG6S22MBA(W600)

お手入れを楽にする機能では、給油トレイに湯を入れてボタンを押すだけで洗浄が完了する自動洗浄機能や、ファンの高速回転で油の侵入を防ぎ、約10年間掃除が不要になるオイルスマッシャー機能などが人気。オイルガード塗装、フッ素ナノコートなどコーティング技術もめざましい進化を遂げています。
オイルスマッシャー機能付きはこちら。
・Rinnai OGR オイルスマッシャー・スリム型 OGR-REC-AP602SV(W600)

アイランドキッチンの住宅なら、レンジフードから風を出して空気の層を作るエアカーテン機能は、ぜひ備え付けておきたいところ。周囲に匂いが広がるのを防ぎ、料理に集中することができます。
機能の進歩は日進月歩で更新されているため、自宅キッチンに最適な商品を選ぶようにしましょう。

まとめ

レンジフードを交換するまえに、知っていただきたいレンジフードの種類や基礎知識、工事費用などについてご紹介しました。
普段なにげなく使っているレンジフードにも、いろいろな機能があり、コンロとの組み合わせでより便利に使う事ができます。
ポチッと住まいるでは「レンジフード見積り依頼ページ」より、今ご利用中の換気扇・レンジフードの写真(複数枚)や、サイズ等をご入力いただけると、後日お見積りメールをお届けすることが出来ます。是非、一度見積り依頼をご検討をください。