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換気扇・レンジフードの吸い込みが弱くなったときのメンテナンス

換気扇・レンジフードの吸い込みが悪いと、家の中にニオイがこもるだけでなく空調に関する様々なトラブルの発生につながります。今回はその原因と対処法、上手なメンテナンスのポイントなどをご説明します。

吸い込みが弱くなった換気扇・レンジフード。その原因は?

換気扇・レンジフードの吸い込みが弱くなる原因として考えられるのは第一に、モーターそのものの劣化。さらにそれを助長するものとして以下のような要素も関わってきます。

■フィルターの目詰まり

フィルターの目詰まり

換気扇・レンジフードは調理中に使うため、キッチンの空気と一緒に油分やホコリなどを吸い込みます。このベタベタ汚れがフィルターに付着し、こびりつくと目詰まりを起こしてしまい、吸い込みが悪くなるのです。

■ファンの油汚れ

フィルターだけでなく、換気扇・レンジフード内部のファンにも油汚れがこびりつくと、吸い込みが悪くなります。ファンの汚れは見えづらく、気づかないこともあるため、こまめなお手入れが必要です。

■ダクト弁の動作不良

換気扇・レンジフードのファンの奥に、外部につながるダクトから異物が入らないようにする弁があります。そこに油汚れが固まってしまうと、弁が正常に動かず吸い込みができないケースも起こります。

■ダクト出口の網目詰まり

屋外に空気を排出するダクトの出口には、虫などが入り込まないように網が付いています。ダクトの網目がホコリなどの汚れで詰まってしまうと、空気の流れが悪くなり換気扇・レンジフードの吸い込みに影響を及ぼします。

換気扇・レンジフードの吸い込みが弱いと、こんなことが起こる!

換気扇・レンジフードの吸い込み不調をそのままにしておくと、ニオイや空気が淀むだけではなく、身体へも影響を及ぼすおそれがあります。

■キッチンだけでなく、他の部屋も汚れる

調理したときの油分やニオイは、換気扇・レンジフードの吸い込みが悪いと他の部屋にも広がります。家具や衣類が汚れたりニオイが染み込んだりする原因になります。24時間換気や全館空調を行っている家ではすべての部屋に汚れた空気が流れやすくなるので、特に注意が必要です。

■エアコンの汚れやニオイを引き起こす

換気扇・レンジフードの吸い込みが弱まると、油分や煙で汚れた空気をエアコンが吸い込んでしまいます。するとエアコンの内部が汚れ、さらに汚れた内部を空気が通ることで、送風時にいやなニオイやカビが発生する原因にもなります。

■一酸化炭素中毒のおそれも

調理中に出た煙が換気扇・レンジフードの吸い込みが悪いと室内に充満することになります。その際お部屋の換気が不十分だと、室内は酸素不足となり、一酸化炭素中毒につながることにもなりかねません。

■シックハウス症候群の原因にも

シックハウス症候群の原因にも

充分に換気できずに残った油分やホコリがお部屋に溜まると、ダニやカビが発生しやすくなります。こうした環境は皮膚や目、のど等の痛みを引き起こし、全身倦怠感、めまい、頭痛・頭重などの健康被害の原因につながることもあります。

換気扇・レンジフードのお手入れ、道具は? 手順は?

いったん汚れがこびりついてしまうとお掃除が大変です。こまめに定期的にお手入れすることをおすすめします。本体カバーは1週間に1回、フィルター・ファンなどは1か月に1回程度を目安にお掃除するのが理想です。

メンテナンス方法と使う道具

■用意する道具

・中性洗剤・新聞紙・ゴミ袋・ゴム手袋・歯ブラシ・割りばし・雑巾・キッチンペーパー など

■換気扇・レンジフードのお掃除手順

換気扇・レンジフードのお掃除手順

前提条件として、お掃除の際にはかならず薬剤や傷から手を守るため必ずゴム手袋をしてから作業を始めてください。

  1. 換気扇・レンジフードの電源はオフに
  2.  お掃除の前に必ず換気扇の電源をオフにし、できれば電源プラグも抜きましょう。
  3. 換気扇・レンジフードのフィルターを取り外す
  4.  換気扇・レンジフード周辺が油やホコリで汚れないよう新聞紙で覆っておきましょう。
  5. 換気扇・レンジフード内の汚れを拭く
  6.  雑巾と洗剤を使って内部の汚れを拭き取ります。
  7. ファンを取り外す
  8.  小さなネジなどを紛失しないよう注意。ファンが落下しないよう取扱説明書を確認してから作業しましょう。
  9. 中性洗剤を入れたぬるま湯でつけ置きする
  10.  ファンなど取り外した部品を30分~2時間浸します。
  11. 汚れを拭き落とす
  12.  全体の汚れをキッチンペーパーで拭き取ります。特にこびりついた部分は割りばしや使い古した歯ブラシを使ってかき落とします。
  13. 部品に洗剤が残らないようによくすすぎ洗い流す
  14. 部品が乾いたら元に戻して取り付ける
  15. 念のため、外の排気口の汚れも確認しておきましょう

長年使っているなら取り換えも考えましょう

換気扇・レンジフードをお掃除しても吸い込みが改善されない場合は、故障の可能性があります。以下のような症状は故障のサインです。

  1. 換気扇・レンジフードが不自然に振動する
  2. 換気扇・レンジフードの動きが不規則になっている
  3. 焦げたニオイがする
  4. カタカタと乾いた音が聞こえる
  5. キュルキュルと金切り音が聞こえる

少しでも故障の疑いがあれば、メーカーや専門業者に問い合わせ、修理依頼をしましょう。

■耐用年数を超えていれば取り換えを検討

換気扇・レンジフードの耐用年数は一般的に10~15年。冷蔵庫や電子レンジなどの家電製品と同様に寿命があります。長年使っている場合は、無理に使い続けると重大な事故につながる恐れも考えられます。この際、交換も検討してみましょう。

まとめ

換気扇・レンジフードは定期的なお手入れが大切なことをお伝えしました。最近ではお掃除の手間を少なくする交換式のフィルターや、スリムタイプで清掃性を重視した新製品も注目されています。ポチッと住まいるでは自動洗浄機能付きの換気扇・レンジフードなども取り扱っていますので、商品をご確認いただいた上でお見積りのご依頼をお願いいたします。
また、ポチッと住まいるでは「レンジフード見積もり依頼ページ」より、今ご利用中のレンジフード写真(複数枚)や、レンジフードの種類・タイプを選択いただけると、後日お見積りメールをお届けすることが出来ます。是非、一度見積り依頼をご検討をください。