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食洗機の深型・浅型とは?その違いやメリット・デメリット

毎日の食器洗いが楽になり、時短や節水も出来るのがビルトイン食洗機の魅力です。ただ、食洗機を選ぶ際、深型と浅型って何?どちらが良いの?で迷う方が多いようです。
実はおすすめの食洗機は各家庭によって異なり、浅型でよかったと感じる人や逆に深型にしておけばよかったと後悔する声もあります。
例えば、深型と浅型では一度に洗える食器の数や庫内の広さに違いがありますが、2つの違いはそれだけではありません。
今回は、食洗機の深型と浅型それぞれの違いや特徴を解説しています。深型と浅型にはそれぞれメリット・デメリットがありますので、ビルトイン食洗機を選ぶ際の参考にしてくださいね。

ビルトイン食洗機の深型と浅型とは?

ビルトイン食洗機には深型と浅型があり、メーカーによってはディープタイプやミドルタイプとも呼ばれています。
深型と浅型の主な違いは大きく3つに分けられます。

  • 食器収納点数
  • 庫内のサイズ(容量・内寸)
  • 収納スペースの有無

機種やシリーズによって食器の収納カゴに特徴があり、浅型と深型では一度に洗える食器の数に差があります。また、庫内のサイズによっては背の高いグラスや大皿、調理器具もまとめて洗えるなど、使い勝手にも違いがあります。そこで、実際に浅型と深型ではどれくらいの違いがあるのか、パナソニックのビルトイン食洗機を例に紹介します。

浅型と深型の食器収納点数

ビルトイン食洗機を選ぶ際のポイントの1つが食器の収納点数です。基本的には同じ機種でも浅型と深型で食器の収納点数に違いがあります。

タイプ 浅型(ミドルタイプ) 深型(ディープタイプ)
食器収納点数 40点(約5人分) 48点(約6人分)

※パナソニックのビルトイン食洗機の食器収納点数

3人家族と6人家族では、毎日洗う食器の数も違いますよね。どっちか迷った時は使用頻度や家族の人数などを目安にすると良いでしょう。

浅型と深型の庫内サイズ(容量と内寸)

タイプ 浅型(ミドルタイプ) 深型(ディープタイプ)
庫内の容量 約40L 約60L

※パナソニックのビルトイン食洗機の庫内容量

深型(ディープタイプ)のビルトイン食洗機は、浅型(ミドルタイプ)に比べ、庫内の容積が約1.5倍(約20Lの差)です。

深型と浅型

パナソニックの深型(ディープタイプ)の場合、浅型(ミドルタイプ)に比べて約9.5㎝深く、幅は約4㎝広くなっています。
ワイドタイプなど一部ではドア幅60㎝といった機種もありますが、国内メーカーではドア幅45㎝である事が一般的。ドア幅は同じ45㎝でも、庫内容積・収納力の差が使いやすさに大きく影響します。 浅型(ミドルタイプ)では高さ11㎝までしか入らないグラスも、深型(ディープタイプ)であれば高さ14.5㎝まで入ります。

深型

夫婦2人の食器量なら浅型のミドルタイプで十分ですが、食器と調理器具をまとめて洗うなら少人数でも深型のディープタイプがおすすめです。

収納スペースの有無

深型は食器カゴに高さがあるため、その下に収納スペースを作れない場合が多いですが、浅型は食器カゴの下を収納スペースとして利用が可能です。
収納スペースとして活用したい場合は、浅型を設置する際に、専用キャビネットを別途購入して取り付ける必要があります。

深型(ディープタイプ)食洗機のメリット

食器の洗浄点数が多く、庫内の容量も大きいのが深型の食洗機です。一度に多く洗えることで効率が良く、節水・節約効果も高いのが特徴です。
深型(ディープタイプ)を選ぶメリットをご紹介します。

節水や時短になる

深型タイプは食器収納点数が多く、効率よくまとめて洗う事で高い節水効果を得られるだけでなく、時短にもなります。
子供が増えたり親世代との同居など、家族が増える可能性があるなら将来を見越して深型にするのもおすすめです。
浅型の食洗機を何度も回すとその分水道代や電気代もかかります。容量の大きい深型の食洗機を使う方が結果的にお得なケースも多いです。

大きな調理器具も一緒に洗える

食洗機で洗えるものは、食器だけではありません。家族の人数分の食器に加えて、鍋やフライパンなど大きな調理器具も一緒に洗えると便利です。
たとえば、夫婦二人暮らしで、使う食器の数が少ないご家庭でも、下ごしらえや調理に使う器具や道具は人数に関係なく沢山あるものです。
洗い物をできるだけ食洗機にまかせるには、調理器具も収まる大容量の食洗機がおすすめです。

大きな調理器具も一緒に洗える

食器が出し入れしやすい

食器の出し入れのしやすさは意外に重要です。ご家庭で使う食器や調理器具には様々な形や大きさがあります。
庫内の深さや広さが十分でない場合、それらの置き場所をひとつひとつ考えながら片付けるのはストレスの元。手に取ったものからどんどん入れられてこそ、食洗機の便利さが実感できます。
後になって片付けの最後に、下カゴに茶碗をひとつ入れ忘れていたといった場合、上カゴに置いたグラスを出して、また入れなおすことになりイライラすることも。庫内が広く、カゴに出し入れしやすい工夫がある食洗機なら、サッと片づけられます。
大きな物が一度に洗えるだけでなく、出し入れもしやすく片付けが楽になるのはメリットです。

深型(ディープタイプ)食洗機のデメリット

本体価格が高い

食器の収納点数や庫内の容量が大きい分、浅型よりも本体価格が高いです。また、ごくわずかですがランニングコストも高くなります。

収納スペースが減り設置場所も限られる

ビルトイン食洗機は、幅45cmの収納キャビネットを取り外して設置します。深型は高さがあり、一部の機種を除き食洗機の下を収納スペースにできない場合が多いため、キッチン全体の収納スペースが減ってしまうというデメリットがあります。
また、食洗機を設置する場所に関しても、シンク下は配管スペースとなるため深型は設置できません。

収納スペースが減り設置場所も限られる

浅型(ミドルタイプ)食洗機のメリット

食器収納点数限られますが毎回の洗い物が少量しかない場合は浅型で十分です。深型食洗機と違い、食洗機の下に収納スペースを確保できる事もメリットです。
その他の浅型(ミドルタイプ)を選ぶメリットもご紹介します。

本体価格が安い

食器の収納点数や庫内の容量が小さい分、深型よりも本体価格が安くなります。また、ごくわずかですがランニングコストも安くなります。

収納スペースが作れる

浅型は食洗機の下にスペースがあるので、専用のキャビネットを使うことで、そのスペースを収納スペースとして利用できます。

収納スペースが作れる

シンク下にも設置できる

浅型の場合、シンク下の扉を外して食洗機の設置することも可能です。シンクに近いので食器の出し入れがスムーズになるのがメリットです。

浅型(ミドルタイプ)食洗機のデメリット

一度に洗える数が限られる

来客でいつもより食器が増えるなど、食器が入りきらない事もあります。一度に洗えず、手洗いしたり、何度も食洗機を回したりしてしまい、手間やコストが掛かってしまいます。
将来子供が増えたり親世代との同居などで洗い物が増える場合、浅型では対応が厳しいかもしれません。

下部収納キャビネットに費用が掛かる

浅型食洗機の下部を収納スペースとして使うには、専用の下部収納キャビネットが必要になりますが、その下部収納キャビネットと食洗機設置の費用を合わせると、結果的に深型よりも費用が高くなってしまう事があります。

まとめ

この記事では、ビルトイン食洗機の「深型」「浅型」それぞれの違いやメリット・デメリットについて解説しました。
深型と浅型の主な違いは、「食器収納点数」「庫内のサイズ(容量・内寸)」「収納スペースの有無」と大きく3つに分けられます。
深型タイプは大容量で一度に洗える食器収納点数が多いのがメリット。食器が少ない場合でも、大きな調理器具も一緒に洗えばスペースが無駄になる事も少ないです。
浅型タイプは容量が小さく食器収納点数も少ないですが、収納スペースを確保できるのがメリットです。洗い物を溜めずこまめに洗いたい少人数のご家庭に適しています。
ビルトイン食洗機は手洗いの手間を減らすだけでなく、節水効果も期待できます。様々な種類があるので、家族の人数や使用頻度など、ライフスタイルに合ったものを見つけて下さいね。