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食洗機用洗剤の基礎知識と正しい選び方

食器や調理器具を洗う手間を大きく軽減してくれる食洗機。
みなさんは食洗機を使用しているときに、「汚れが落ちにくいな」と感じたことはありませんか?そんなときは、食洗機で使用する洗剤を変えてみるのも一つの方法です。今回は食洗機で使用することができる洗剤について、解説していきます。

食洗機用洗剤の特徴

食洗機用の洗剤は、一般的な台所用洗剤とどのような点が異なるのでしょうか。

食洗機用洗剤の基礎知識

食洗機用洗剤は、油汚れや食べ物のカスなどを効率よく落とすために、これらの汚れの元を分解するための成分が含まれています。一例では、たんぱく質汚れを効果的に分解する酵素、油汚れを落とす界面活性剤、茶渋やグラスのくすみなどを落とすのに役立つ漂白剤などが挙げられます。
また、一部の食洗機用洗剤では、カトラリーや食洗機内部に錆びや水垢が付着しないよう成分調整が行われていることもあります。

食洗機に台所用洗剤や手洗い洗剤を使うと…

食洗機は高温&高圧の水流を使って食器や調理器具を洗浄するため泡立ちを極力抑えるようになっているのも大きな特徴です。
そのため、一般的な台所用洗剤や手洗い用の洗剤を食洗機で使用すると、大量の泡が食洗機の庫内に発生し、水漏れセンサーが誤作動したり、場合によっては実際に泡が食洗機外に漏れ出したり、洗浄ノズルなどに泡が入り込むことで、思わぬ故障や誤作動につながることがあります。
食洗機を使用する際は必ず、食洗機専用の洗剤を用いるようにしましょう。

食洗機用洗剤の選び方

食洗機専用の洗剤には、いくつかの種類があります。こちらではその種類と、選び方について紹介していきます。

食洗機用洗剤の種類

粉末洗剤

粉末洗剤

食洗機用洗剤として最も一般的なのが、粉末タイプ。付属のスプーンで計量して食洗機内に投入します。メリットとしては、汚れの程度によって投入する洗剤の量を調整しやすい点、また後述するタイプの洗剤よりもコストパフォーマンスに優れている点があります。
その反面デメリットとして、投入量が多いと溶け残ってしまったり固まってこびりついてしまったりといったケースがあります。

液体&ジェルタイプ洗剤

液体&ジェルタイプ洗剤

粉末状の洗剤よりも溶けやすく、すすいだ際に洗剤がこびりつかず、また低温で洗った際にも効果的に汚れが落とせるのが液体やジェル状になった食洗機用洗剤。こちらも、汚れの度合いに合わせて洗剤の量を計量できるのが魅力ですが、粉末洗剤と比べてやや価格が高くなっているのが懸念点となります。

タブレットタイプ洗剤

タブレットタイプ洗剤

タブレットタイプは、一回分の洗剤をタブレット状にした洗剤です。計量の手間がなく、また成分のバランスにも優れており、対応できる汚れの種類も多いのが魅力です。ただし、食器が大量もしくは少量の場合の洗剤の量の調整ができず、また価格が上記2つに比べてやや割高となっている点がデメリットとして挙げられます。また、タブレット状の洗剤は、湿気の多い場所などに保管するとタブレット同士がくっついたり、破けて中の洗剤が漏れ出てしまったりといったトラブルが起こります。

食洗機用洗剤の選び方

食洗機用洗剤は種類や成分ごとにメリット&デメリットがあります。家庭で使用する際には、それぞれの家庭でのニーズに合わせて使いやすいものを選ぶようにしましょう。

価格で選ぶ

コストパフォーマンスを重視するのであれば、粉末タイプの洗剤がおすすめです。粉末タイプは内容量も多く、また価格も安いため頻繁に食洗機を使うご家庭に最適です。ただし、溶け残りをなくしたいと思われる方は液体洗剤、計量の手間を省きたいという方は、タブレットタイプの洗剤も選択肢となってきます。

汚れの種類で選ぶ

食器の量が多く、食洗機を二度に分けて稼働させるという場合は、それぞれの食器に合わせた洗剤を使い分けるのもひとつの手。油汚れが付着しやすいお皿やカトラリーがメインになるのであれば酵素が配合されたものを選び、グラスなど水垢が残りやすい食器がメインになるのであれば、クエン酸や漂白剤が配合されたものを選ぶようにしましょう。

環境に配慮したものを選ぶ

食洗機の排水による環境汚染の低減を考えるのであれば、界面活性剤の含まれていないものや香料・防腐剤などの添加物の少ないものを選びましょう。近年では天然成分を使用した環境配慮型の製品も登場していますので、洗剤選びの選択肢に加えてみるのも良いでしょう。

メーカー推奨の洗剤を選ぶ

洗剤選びを失敗しない最も有効な方法は、メーカーが推奨している洗剤を選ぶこと。下記に代表的なメーカーの推奨洗剤を紹介していきます。
※推奨される洗剤の種類は今後変更される場合があります。詳しくは、食洗機メーカーのwebサイトなどをご参照ください。

パナソニック推奨の洗剤

ジョイ ジェルタブPRO /フィニッシュ パワーキューブ/ジェルタイプ チャーミークリスタ

リンナイ推奨の洗剤

キュキュット/ジョイ/チャーミークリスタ など

三菱電機推奨の洗剤

フィニッシュシリーズ/チャーミークリスタジェルシリーズ など

食洗機洗剤の使い方

食洗機用洗剤の上手な使い方と注意点

まずはメーカーごとの投入方法をチェック

食洗機での洗剤の使用方法は、メーカーによって異なってきます。洗剤の投入口がある場合は、投入口に洗剤をセットしましょう。投入口がないタイプの食洗機は、粉末状の洗剤や液体&ジェル状の洗剤であれば食器の隙間に流し込み、タブレット状の洗剤であれば食器の上に置くようにして投入します。

食洗機使用の前に軽く汚れを落とす

洗剤の量を節約し、洗い残しを防ぐのであれば、洗剤で洗う前に簡単で構わないので食器の上に残っている食べ物のカスや油汚れをさっと水で落としたり、軽くつけ置くなどして汚れを落としやすい状態にしておきましょう。

食洗機使用の前に軽く汚れを落とす

ポチッと住まいるでの取り扱い食洗機(ビルトインタイプ)

「ポチッと住まいる」では、国内の主要食洗機メーカーであるパナソニック・リンナイ・三菱電機の製品を取り扱っております。食洗機の交換の際はぜひ、当社の取り扱い製品一覧をご確認ください。

まとめ

コストパフォーマンスや落としたい汚れの種類によって、選べる食洗機用洗剤。食器をきれいに保ち、また長持ちさせるためにも使いやすく、ご家庭のニーズに合った製品を選ぶようにしましょう。